昨年、2020年5月に開催した「Zoomってなんなん?〜教えて、だっちゃん!〜」から約1年半。当時はどうやってオンラインに入室するのかさえもわからない状況でしたが、今ではミーティングや仕事のやりとりがぐっとオンラインに切り替わるようになりました。家に居ながらにして遠方の人たちとコミュニケーションが取れるのは便利だなと感じる一方、対面に比べて場の雰囲気の読みにくさにオンラインの難しさを感じることも…。 今回の授業では前回に引き続き、三原市在住ITエンジニアの大立雄一郎さんと参加者のみなさんと一緒にオンラインとの関わり方や使い方で困っていることやオンラインの活かし方についてざっくばらんにおしゃべりしました。
参加者のみなさんから、こんな「オンラインとの付き合い方」が出てきました。
・オンラインイベントを開催するときには、オンラインが慣れていない人向けに操作方法を
テストする機会を別日で設けたらいいかも。
・顔出ししていない人とコミュニケーションをはかりたいときには、ジェスチャーで答える
ような問いかけをする、チャットを活用するなどの方法も考えられそう。
・意識してアナログを融合させる、例えば手書きをする時間を入れてみる。
・ついつい対面でできていたことと同じことをオンラインに求めがちだけど、オンラインの
可能性を最大限に活かせるような企画を考える、という視点が大切。
最後に、小中学校で先生に対するオンラインの導入サポートや小中学生対象のプログラミング教室で講師も務める大立さんから、「子どもたちはデジタルデバイスを文房具のように使いなさいと言われていますが、大人たちがしっかりとネットモラルやマナーを伝えることの大切さを実感しています」とオンラインとのいい付き合い方についてアドバイスがありました。
これからもオンラインとの付き合いは続きます。参加者のみなさんから教えていただいたオンラインとの付き合い方や大立さんの言われていた「マナーを知ったうえで付き合うこと」を大切に、オンラインを暮らしのなかに取り入れていきたいと改めて感じた時間でした。
ちなみにみなさんとのお話が尽きず、授業後は希望者だけでの放課後タイムも。また1年後に話を伺う時には、オンラインとの付き合い方にも変化がありそうです。
■レポート/大田真奈
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・2021年10月15日(金)20:00~21:30
・先生:大立雄一郎さん(広島県三原市出身のITエンジニア、プログラミング塾主催)
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