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​授業レポート

描いてみよう! 体験、ラテアートの世界。

研究者が淹れる美味しいコーヒー

爽やかに晴れた初夏の土曜日の朝に開催されたのは「描いてみよう!体験、ラテアートの世界。」教室は国泰寺町にある、AKAM COFFEE WORKSさんです。

外からパッと見たらコーヒー屋さんには見えませんが、足を踏み入れると大きな黄色い焙煎機が迎えてくれるとっても落ち着いた空間です。

今回の先生はオーナーの松本先生。研究職として充実した日々を送っていましたが、学生時代から好きだったコーヒーにのめり込み、「やっぱり自分が一番楽しい事をしよう!」とこのお店を始められました。

お集まり頂いた学生の皆さんはコーヒーが大好きという方からこれを機に新たな世界を広げたい方など様々。

まずはエスプレッソの基礎を学びます。バリスタとは?エスプレッソとは?ベストなエスプレッソを淹れるにはどうしたらいいのか?

香ばしい香りに包まれて、深淵なるコーヒーの世界の扉が開きました。知らなかった色んなことを教えて貰い脳のメモリーがフルフルですが、これだけは覚えています。

「エスプレッソは3口1分で飲み干すべし!」

本当に美味しい状態は短いそうです。座学の後はいよいよ美味しいラテアートの実践です!

美味しくロースト(焙煎)された豆を使い、

魔法使いのように滑らかな手付きで淹れられた香りたつコーヒー

スチーミングしたミルクを繊細に注ぐと、

「ほうっ」とため息の出る美しいラテアートの完成です

高く距離をとって注ぐとミルクが沈み、液面近くから注ぐとミルクが浮く

コツを聞いて参加者の皆さんも挑戦です!

そろりそろり

ゆっくり慎重に・・・でも時には大胆に!!

注ぎ終わると笑顔がこぼれます。

出来上がったラテアートを見ながら○○に見えるね~!と目でも楽しんでおいしく頂きました。

美味しいコーヒーは飲んだ後にタイガースキンと呼ばれる模様が浮かぶそうです。

皆を笑顔にしてくれたラテアート。体験後は先生の今後の野望についてもお話を伺いました。 コーヒーを美味しく淹れることも好きだけど、ローストする事に拘っていきたいとのこと。自分はバリスタではなくロースター(豆を焙煎するプロフェッショナル)だという松本先生。2号店は焙煎の研究所にしたいそうですよ!

先生の淹れるコーヒーに見惚れ、体験して体感した今回の授業。 ご参加の皆さんからは「松本先生の生き方が素敵!」「広島に松本先生のようなコーヒーの研究者がいてくれる事が嬉しい」などが聞かれ、先生のコーヒーにかける想いに惚れこんだ2時間でした。皆さんも是非挑戦してみてください!

■レポート 藤本寛子

■写真 政田穂積

2019年5月11日(土)開催 描いてみよう! 体験、ラテアートの世界。 先生:松本 敦司 / アーカムコーヒーワークス 店主 教室:アーカムコーヒーワークス

 

参加学生さんからのレポート(感想)

・コーヒーの美味しさはもちろんですが、何より松本さんのようなこだわりがある方が広島の街にいらっしゃることが一番よかったです。

・(先生が)授業前に「専門職の所作を見るのが好き」と言われていましたが、豆を挽き、コーヒーを抽出するまでの動きが無駄がなく、流れるようできれいでした。授業だけでなく、そのあとも自分の中に楽しみが増える学びが出来るって、とってもありがたいです。

・コーヒーの香りに包まれた心地よい空間で授業を受けることができ、とても贅沢な体験でした。好きなことを見つけ、それを仕事にしようと決断し起こせる行動力がすごいと思いました。

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