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​授業レポート

ソウゴウケイカクってなんだ⁉

総合計画とは、言うなれば全ての計画の根っこ。

晴天の真っ昼間。のんびりとした教室で「広島市総合計画」とはなんぞや?を2020年春から広島市総合計画の専門部会の委員を拝命したジン大代表の平尾氏とともに語り合うという授業。 これは、眠らんようにしなければ…(笑)。 学生さん達の授業参加モチベーションは「過去に総合計画策定に関わっていた」、「街の計画がどう決まっているのか知りたい」、「Machi+Goto(今回の教室)に来てみたかった」など様々。中には「街の計画って雲の上…だから知りたい!」なんて声も。 広島市総合計画は基本構想(大枠のビジョン)、基本計画(総合的な長期の計画)、実施計画(実行を起こすための中期計画)の3本柱を中心に、各分野の具体的な計画が細かくぶら下がっていき、ここから予算や人事が決まっていくわけで…言うなれば、全ての計画の根っこ(あるいは上位)になる部分だそうです。。と、手渡された第5次広島市基本計画のカッチリした資料をペラペラめくりつつ話を聞く。 他県の個性的な例として、福岡県みずまき町の総合計画を紹介。市民が分かるものに変えようと住民としっかりとワークショップを重ねて、まるで絵本のような計画書になっている。また、島根県海士町では総合計画書の概要書が「キンニャモニャの変」というポップな読み物テイストになっている。この2つ、インパクト大です! と、ここから意見&疑問のぶつけ合いに! 10年刻みで作られている計画が、そもそも現代のスピード感に合っているのか? この時代、もはや骨子の箇条書きでいいのでは? ペーパーレスに向かう世の中だけに、動画で作るとか? 首長が変わると、計画が変わる可能性があるかも? 10年という長い期間の区切りだから、普遍的な(特徴のない)内容やデザインになるのでは? 本当の意味で、市民のための計画なんだったら理想的! などなど。主題の総合計画から脱線しまくりながら、各々の立場で笑いを交えながら自由に語りあっていると、あっという間に時間オーバー。寝てるヒマなど、ありませんでした(笑)! 個人的には、総合計画本来の意味を考える時期に来てるんじゃないかなと感じました。 ※ちなみに第5次広島市総合計画は、広島市のホームページから閲覧することが出来ます。 http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/genre/1203036872844/index.html

■レポート/キムラミチタ

■写真/大賀 拓己

2018年10月13日(土) 開催授業 ソウゴウケイカクってなんだ⁉ ・教室:Machi+Goto(広島市西区)

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