春の陽気にDIY
昨年夏からリノベーションを行ってきたMachi+Goto。壁に漆喰を塗った9月の授業に続き、今回は2回目のDIY授業です。Machi+Gotoの写真がスライドショーで流れる座敷で、ゆったりと授業が始まりました。
まず、Machi+Gotoの取り仕切りを取仕切り行っている河野さんが、立ち上げの経緯、間取り、本日の流れを説明。昨年クラウドファンディングで募金をし、半年かけてDIYをして今に至るそう。 Machi+Gotoの建物は、実際に大田先生が2012年から住んでいた町家。結婚をして赤ちゃんが生まれたのを機に、2017年3月に引越し。翌月からひろしまジン大学に引き継がれました。
懐かしさが堪らないこの町家は、なんと築100年程になるそう。戦前からの建物が残る草津ならではの建物です。町家暮らしと聞くと憧れますが、様々な箇所にひずみや歪みがあり、隙間だらけ。住むのは、湿気と寒さとの戦いで、なかなかハードだったとのこと。 そんなエピソードを聞いた後、実作業へ。4月中にOPENということで、今回が最後の大きなDIY作業。シャワールーム前の壁の板張りを作業を行います。
板張りの板には、草津の町家は板塀に舟板を使用してるのを模し、先生が知り合いから譲って頂いた、足場板を使用。作業の流れを説明して頂き、まず、インパクトドライバーでねじ打ちを練習。先生の作業を見ると簡単そうですが、押さえる力とコツがあり、女性や初めての方は悪戦苦闘しているようです。 さて、練習を終えいよいよ実践へ。ねじ打ちの位置を均等にするため板のサイズを測り目印をつけたら、板に仮穴を開け、インパクトでねじをとめていきます。 チームごとに担当の壁を振り分け、板張りを行います。最初はぎこちなかった作業も、教え合い、助け合うチームワークの良さで、どんどん手際が良くなっていきます。板張りが完成すると、清々しい達成感で一杯になりました。 その後、皆で窓拭き掃除をしました。すっかり打ち解けた生徒の皆さんで会話を楽しみながらの掃除し、授業はを終了です。 まだまだ喋り足りず、その後まったりお茶タイムとなり、雑談を楽しみました。 今回は、怪我をしないこと&仲良くなることが目標でしたが、暖かな春の陽気にぴったりの、終始朗らかな笑い声のあふれる授業となり無事目標を達成できました!
■レポート/久我 遥 ■写真/濵田 直大
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ひろしまジン大学がすすめている新しい「場」をつくるプロジェクト「Machi+Goto」。
「学び舎×ゲストハウス」というコンセプトのもと300名を超える方にご支援をいただき、築80年の古民家を改修し、みんなで作り上げています。
現在、壁の漆喰塗りや板張りなど地道にリノベーション作業を進めているところです。今回は改修作業途中のMachi+Gotoを見学した後、簡単なDIYと春のオープンに向けて室内のおそうじをします。DIYの内容はお風呂場の外壁張り。足場板をちょうど良い長さにカットし、電動ドリルを使って壁に貼っていきます。
DIY初心者の方でも大丈夫!窓ふきや片づけなどのおそうじもきっとみんなでやれば楽しい、はず!(笑)
「Machi+Goto」を一緒につくっていきませんか?
【開催日時】
2018年03月25日(日) 13時00分 ~ 17時00分
【定 員】
6人
【参加対象】
どなたでも。
【持ち物】
ペンキや埃で服が汚れる可能性が高いため、服装にはお気をつけください。
<先生>
大田 一朗 / 大田設計事務所代表(二級建築士)
マンションリフォームから、理髪店の店舗設計、料理店のインテリアの提案まで、建築・設計業務全般を行う。 家具の設計・制作も行い、ひろしまジン大学主催のgreen ground marketおよび大学祭で使用された木製椅子や竹テント、ブックシェア会場の制作を担当。
<教室>
学び舎ゲストハウス「Machi+Goto」予定地
(広島市西区草津南2丁目8-6)
学び舎ゲストハウス「Machi+Goto」をオープン予定の古民家です。
【アクセス】
広島電鉄(路面電車):広島電鉄宮島線・「草津南」駅下車、徒歩5分。
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