「亀暦」誕生!?月山先生の所説に学生も一喜一憂!
何だかドキドキさせられるスタートでした。 「この中にも運気が悪いひとがいます!」 参加した12人の学生の心をつかむような、「え?何で?」から始まった授業でした。易学・暦学研究家の月山さんを先生に迎えての廣島護国神社での授業には、占いなどに興味津々な人たちが集まりました。 まず習ったのは「暦(こよみ)の基本」です。過去には天気や戦線を予測するのは、ここから生まれていたということです。日本では占いと暦は切り離せない関係にあることを力説されていました。もう1つの要素は干支(えと)です。暦と干支の関係から国内で占いが発達していったのです。 その、「干支」については詳しく学びました。私たちが普段使っている、子丑寅卯~・・・ですが、これだけでは実は干支とは言いません。10の干、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」と12の支「子・丑・寅・卯・辰・己・午・未・申・酉・戌・亥 」がセットになってはじめて干支と呼び、別名、十干十二支(じゅっかんじゅうにし)と言います。六十周期で年月日の組み合わせがあり、それぞれの年の特徴をみることができるというもの。例えば今年は、壬辰(みずのえ・たつ )、来年は癸己(みずのと・み)といった具合に1500年以上も前からこの配列が使われてきたとのこと。 広島にも干支にちなんだ地名があります。庚午(こうご)は1870年に整備された干拓地であり、地名は干支にちなんだものでした。 その後は、月山先生が自らの説を唱えます。 それは「亀暦」です。月が丸いのと同様に、亀も丸いという事実。さらに亀の表裏の紋様にも宇宙観があるということ。まったく聞いたことのない話に学生も耳を傾けて真剣に聞き入れていました。もしかしたら、ここから運命は開かれるかもしれないからです。 そこからは皆さん、お待たせの占いタイムでした。 ちなみにリポートする私は… 「陽気」「やり手に見える」「負けず嫌い」「意志が弱い」 当たっているような、当たっていないような…正直、納得いかない感じでした。 他にも、そんな方はたくさんいました。 月山先生が言うには「実業家タイプはパワーがありすぎて、同調しにくい」とのこと。基本的に私のようなフリーランスのタイプだと「占いの法則」から外れるとのこと。 ただし、月山先生に細かく占ってもらうと、当たっている部分が多いことを学生のみなさんが実感していました。 事前に知らせてもらった生年月日を元にした発言に納得顔の学生さんが続出しました。 「40歳までに結婚できる」「67歳で仕事を引退する」「来年から最高潮になります。5年間は上昇します」と皆さん、一喜一憂の様子でした。 学生のみなさんも「自分を見つめ直すきっかけになった」「歴史、天文学など様々な事柄のすべてがつながっていることが興味深かった」「先生のトークが面白かった」など、満足して雨の中を帰っていきました。 ちなみに来年2013年は「癸巳」。政治が目まぐるしく変わり、世は混乱を極めるということです。奇しくも総選挙1日前の12月15日の授業でした。いい方に捉えれば「政策実施の年」。先生いわく「何もやらないとダメな年」になるそうです。いい意味で活性化する1年になることを期待しましょう! (レポート|ひろしまジン大学スタッフ 中牟田康) (写真|ひろしまジン大学サポートスタッフ 角田茜)
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教室:広島護国神社
最近、話題になっているマヤ暦の終末論。 「ほんとに世界が滅びちゃうの!?」と思っている方に朗報です。 古来より中国に伝わる六爻(ろっこう)暦法の第一人者である 先生の月山さんによると、「2012年に世界が滅びることは絶対ない」とのこと。 その根拠は一体何なのか? 答えは、1400年も前から存在し、 今も私たちの生活の中に溶け込んでいる 『暦(こよみ)』から読み解くことができるのです。 現在、私たちが一般的に使っている暦は「太陽暦」。 しかし、明治に改暦が行われるまで、 古来より日本では「太陰太陽暦」が使われていました。 花の咲く時期、虫や鳥の出てくる時期、種まきの時期など、 自然と共に生きる人々にぴったりだった「太陰太陽暦」は 日々の生活に役立つ知識が盛り沢山なのです。 例えば、干支(えと)。 今年は辰年ですが、正しく指し示す干支は「壬辰(みずのえ・たつ )」。 これらに女扁をつけると「妊娠」になり、 今年は次世代に繋がる新しい価値観が生まれ、政治基盤が変わり始める年と言われます。 「戊辰戦争」「壬申の乱」なども、暦からとった名前。 他にも馴染みの地名や名称に、暦からとったものも数多くあります。 そんな『暦』と『社会現象』の不思議な関係から読み解ける“未来”とは? そして、今回の教室は『廣島護国神社』。 大きな鳥居をくぐって 来年の日本とアナタの将来を、2012年の終わりに占ってみましょう!! 【授業の流れ】 12:30 受付開始 13:00 授業開始 1.暦の見方 座学 2.占いタイム 15:25 記念撮影・レポート記入 15:30 授業終了 ※占いの為に、事前に生年月日をお伺いいたします。 【集合場所】 広島護国神社 鳥居前 (アストラムライン県庁前駅より北へ徒歩7分) 【持ち物】 ・筆記用具 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。 【交通手段】 お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。 【当日連絡先】 070-5522-9638(事務局) ※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。 (授業コーディネーター 安彦恵里香) ===================================================== ※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。 ご希望の方はお申込画面へお進みください。 =====================================================
<先生>
月山 / 易学・暦学研究家
小さい頃から八卦や中国哲学について学び始める。中国古典(原典)を紐解き、 独学で易学を究め、暦学の研究では、文化人類学、生物学、漢字学、国学の観点から 暦の本質をなす「干支」の意義を解明。 その研究成果を書籍「暦の暗号」として近日発表予定。広島大学大学院博士課程前期修了。
<教室>
広島護国神社
住所:広島市中区基町21番2号 バスセンターより北へ徒歩8分 アストラムライン県庁前駅より北へ徒歩7分
広島護国神社は、明治元年十一月、明治維新の戊辰の役において陣没された 高間省三命以下七十八柱を、 二葉の里に新しく造営された「水草霊社」に奉祀されたのが創建です。 以来、大東亜戦争に至るまでの幾多の事変戦争において、 戦没されたご英霊およそ九万二千余柱(勤労奉仕中に原爆の犠牲となられた動員学 徒、女子挺身隊等約一万柱を含む)の神霊をお祀りしています。 水草霊社は明治八年に、官祭招魂社となり、同三十四年官祭広島招魂社と改称されま した。 昭和九年、御社殿の老朽化に伴い、西練兵場(現在の市民球場の辺り)の西端に新社 殿を造営し移転されました。 同十四年に広島護国神社と改称されましたが、昭和二十年八月六日、至近距離上空で 原子爆弾が炸裂し、御社殿すべてを焼失しました。 その後同地に小祠を設けて祭祀を続けてきましたが、広島市の復興に伴い移転を余儀 なくされたため、 復興奉賛会が結成され県民より淨財を募り昭和三十一年秋現在の広島城跡に新社殿が 造営され、待望の復興を遂げました。 昭和四十六年四月、天皇皇后両陛下(昭和天皇)の御親拝を契機に参拝者が急増し、 社殿の老朽化も著しく手狭となってきたため、 平成の御大典記念事業として、改修及び御社殿のお建替を計画し、県市民や地元企業 の御奉賛によって 平成五年四月、本殿拝殿を始め儀式殿や石烏居・石畳に至る諸工事が竣功し現在に 至っています。 website:http://www.h-gokoku.or.jp/
カテゴリ:【文化】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :10人
参加対象:どなたでも