じっくり、発見、湯来のまち
今回の授業は、広島ツーリズム大学の3期生が企画・運営を担当しました。 舞台は広島市佐伯区湯来町の温泉地。こちらの露天風呂を特別に貸しきって、贅沢な足湯体験を開催しました。 初の試みということもあり、スタッフは皆、緊張と不安を胸に集合場所である五日市駅に向かいました。 駅前にて受付後、参加された学生さんとともにバスに乗り込み、いざ湯来町へ出発・・・ バスの中では、このツアーに懸ける思いなどを交えた自己紹介の後、湯来町に関するクイズやオリジナルの足湯五箇条についてのレクチャーを実施。 クイズの一例としては、湯来町のブランドマークが提示され、そのマークの中に隠れている湯来町の資源を探すという内容でした。 隠れている資源は全部で12個あるのですが、全部探し出せた方は残念ながらいませんでした。ちょっと難しかったようです。 しかし皆で答え合わせをしていき、隠れた資源を発見したときは「あぁ~っ!ほんとじゃ!」と言う声が次々とあがり、 湯来町にはこんな資源もあるんだという発見の場になったと思います。 今回のコンセプトである、”普段できないような贅沢な足湯”は、参加された学生さんにとって貴重な体験になったと思います。 体験の現場は、温泉地の旅館の一つ「河鹿荘」の露天風呂。普段なら全身浸かるであろう露天風呂を贅沢にも足湯専用で使わせて頂きました。 最初は足湯につかりながら河鹿荘の3代目である有本さんから湯来の由来(湯が来る)や温泉についてのお話を聞きました。 その後はしばらくフリータイムの時間。参加された女性がホンワカリラックスした表情を浮かべていたのが印象的でした。 当企画は湯来町の貴重な資源である温泉をアピールすることが目的でしたが、きちんと参加者にその目的を伝えることができたかな、 と思えた瞬間でもありました。 時間として20分程度足湯に浸かりましたが、湯ざめをしにくいという特徴をもつ湯来温泉の効能もあり、体も心もホカホカのまま古民家に向かって頂けたかと思います。 ひなびた温泉街からほど近い場所。そこには、築100年近くになるだろう、縁側のある大きな民家が建っていました。 この民家は長らく空き家になっていたそうですが、地元の方々で改修して町内外の小学生のための学習スペースやコンサート等の観賞会場に使っていることを伺いました。 古民家の中に入ると温かいお座敷に温かい飲みものや手づくりこんにゃくが用意されていました。お座敷に案内されて、ほっと一息。 本日は特別に、こんにゃくを作って下さった杉原忠枝さんをお呼びして「湯来の食」についてレクチャーしていただきました。 ひろしまジン大学と広島ツーリズム大学の学生で湯来についてもっと学びたい意識や仲間を連れて来たいという想いが高まったひと時でした。 (レポート|古谷日奈・木村理沙・樽山尚幸 写真|塚田忠則)※広島ツーリズム大学3期生
------------------------------------------------------------ <授業詳細> 2012年12月02日(日) 09時30分 ~ 12時15分
教室:河鹿荘
そうだ、湯来に行こう!! 広島の奥座敷「湯来温泉」を教室に、 贅沢な足湯体験を開催します。 今回の舞台は、 「美肌の湯」で有名な湯来温泉地にある ふる~い歴史の残る旅館『河鹿荘』。 風情のある旅館の温泉で まった~りと、ゆった~りと足を暖めながら 飲み二ケーションさらには、湯浴みケーションしませんか? 長風呂とは違った良さ、足と足の付き合い… 意外にハマりますよ☆ (通常は足湯としては利用できません。今回のみ特別に渓流を望む露天風呂を 「贅沢な足湯」としてご用意頂きました) 河鹿荘での贅沢な足湯体験の後は、お茶会@古民家SATOYAMA♪ 湯来の特産品(湯来温泉の温泉水を使ったコーヒーなど)を味わいながら、 「ゆったりとした時間」を楽しみましょう。 その他にも、地元の素敵な方々との交流を企画しています。 どこで登場するかはお楽しみですが…(笑) 湯来のかつてのガキ大将や、年齢に反する美肌をお持ちのガキ大将の奥様を 講師としてお呼びしております。 湯来の話はもちろん、お二人の綺麗なお肌の秘訣を聞けるかも…? お二人の他にも、何か?誰か?登場するやもしれません(笑)。 たまの休日に、湯来への格安プチツアー!! 贅沢な空間の中で、 ゆったりとした時間を過ごしてみませんか? ―――――――――――――――――― ☆湯浴みケーションとは 風情ある旅館の温泉で、足をつけながら、知らないもの同士が交流すること。 ―――――――――――――――――― 【授業の流れ】 09:30 五日市駅 北口集合 10:30 湯来ロッジ着 10:40 湯浴みケーション@河鹿荘 11:40 コンニャクういろうの試食、温泉水を使ったコーヒーの試飲@古民家 12:15 集合写真、レポート記入、授業終了 ※14:00に五日市行きの送りのバスが湯来ロッジ前を出ます。それまでのお時間は自由にお過ごしください。 ※古民家周辺には、今回の舞台である河鹿荘の他に、みどり荘などの温泉施設があります。自由時間にご利用される方は、バスタオル等の入浴グッズをお持ちください(今回の参加費に入浴料も含まれています。ただし湯来ロッジは除く)。 ※傷害保険加入代、その他実費として800円を頂戴します。 ※足湯に適した服装でお越し下さい。 (タイツや裾のあがらないパンツなどはオススメしません) 【集合場所】 JR五日市駅の北口(平尾外科医院の前にお集りください) ひろしまジン大学のフラッグを持ったスタッフがお待ちしております。 【持ち物】 ・タオル(足拭き用) ・参加費800円(傷害保険加入代等) ・バスタオルなど入浴用グッズ(自由時間用・任意) ※足湯に適した服装でお越し下さい。 (タイツや裾のあがらないパンツなどはオススメしません) 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。 【交通手段】 お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。 【当日連絡先】 070-5522-9638(ひろしまジン大学事務局) ※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。 (授業コーディネーター 広島ツーリズム大学 第3期 受講生) ※広島ツーリズム大学とは 広島ツーリズム大学は、地域の自然や文化にじっくりとふれる『体験型観光』の推進やインタープリテーションプログラム(自然ガイドツアー)企画・演出家など、より実践的な地域の活性化を担う人材を湯来地区を舞台に育成しています。 今回の授業は、広島ツーリズム大学の3期生が企画し、当日の運営を行います。 ===================================================== ※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。 ご希望の方はお申込画面へお進みください。 =====================================================
<先生>
杉原政友 / 湯来町内の名物おじいちゃん
昭和6年生まれ。 生まれも育ちも湯来町。幼少時代はガキ代将として、大人になってからは棟梁として町の変遷を見守る。湯来町に残る民話・文化風習から川の遊び方、湯来という名前の由来など語らせたら町内ナンバー1。広島在住
杉原忠枝 / 湯来町内のお母さん的存在
昭和13年生まれ。 名物おじいちゃんの奥様(お二人とも湯来町育ち)。こんにゃくやかたら餅など湯来町の野菜や植物などの特産品を使った料理を得意とする。後進を育成するために、地元小学生やお母さんたちを対象にこんにゃくの栽培からつくり方、料理方法までを指導。広島在住
<教室>
河鹿荘
住所:広島市佐伯区湯来町多田2659
渓流に沿ってひっそりと伸びた温泉街の一番奥まったあたり、川沿いに面した露天風呂は清流の流れをBGMに良質の温泉で癒されること間違いなし。 清流の延長線上にいるかのように感じられるオープンな露天風呂はもちろん、モダンな内風呂もぜひ味わって頂きたい素敵な旅館です。 Website:河鹿荘
カテゴリ:【観光】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :10人
参加対象:どなたでも