『えほんてなブル』で大人の絵本トーク
子供の頃読んだ絵本。大人になって読み返してみると、また違ったメッセージに気づかされたり、思い出が甦ったり。読書の秋、絵本について話す授業が開催されました! 教室は広島ではじめての児童書専門店『えほんてなブル』。店主の松本峰人さん・道子さんご夫妻で選書された絵本の数々が大切に並べられ、暖かい雰囲気。一歩足を踏み入れるだけで、心がほっこりします。今回の授業は、お気に入りの絵本を持ってくるという宿題付き!参加された学生さんは、やはり絵本が大好きな方々。輪になって絵本の好きなところや、出会ったきっかけなどを語り合いました! 店主の松本道子さんが紹介してくれた絵本は『もりのなか』。道子さんの素敵な声色で読み聞かせをしていただきました。この絵本は絵と言葉がぴったり合っていて毎ページ落ち着くのがポイント。好きな絵本はいっぱいあるけれど、どれか1つと言われたらこの絵本なんだそう。以前たまたまお店に来られたお客さんで、子供の誕生日に贈る絵本を選んでほしいと言われ、この絵本を読み進めていくと「それ知ってるわ!」と昔、母親に読んでもらったことを突然思い出されたそう。モノクロでも頭の中で色のついた世界を想像しながら聞いていた方などのエピソードも聞かせていただきました。 皆さんが紹介してくれたのは、『ムッシュムニエルをごしょうかいします』、『くまのがっこう』、『質問絵本』、『あわてんぼうのめんどり』、『さるむし』、『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』、『3じのおちゃにきてください』、『くだもの』。それぞれ絵本に対する想いをたっぷり聞き合った後は、絵本『ぺんぎんたいそう』の体操で体をほぐしました~。 休憩中も、お店の中にある絵本を眺めながらの絵本トーク。絵本好きが集まれば、絵本を通じての話が止まりません!! 学生さんからは「絵本を通じて人と仲良くなれた」、「大きな書店と違って、丁寧に選ばれた絵本というのは感動をもたらす」、「童心に戻れた」などの感想が。 「子どもたちに健やかな未来を贈る大人の一員になれたら」との想いで始められた『えほんてなブル』のお店。子どもだけでなく大人にも、絵本は心の栄養となるものだな~と絵本の力を感じました。またお店でお話ししながら、子どもたちに贈る絵本(自分のための絵本も)選びに行きたいと思います! ■レポート/大下 愛 ■写真/河野 宏樹
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2016年10月19日(水) 18時30分 ~ 20時30分
教室:えほんてなブル
忙しい毎日の中、ふと立ち止まるように絵本を読むと、 穏やかな気持ちになったり、力をもらうことってありませんか? 今回の授業では、みなさんの「お気に入りの一冊(絵本)」を持参いただき、 お店の松本道子さんと一緒に、その絵本の思い出やココの部分が好き!など、 絵本の魅力について、ワイワイ語り合います。 語り合う場は、こどもの本屋「えほんてなブル」。 1984年に広島ではじめての児童書専門店としてオープン。 児童書を初め、大人も思わず読みふけってしまうような絵本など、 本好きの松本夫妻が選書した本が、お店に所狭しと並びます。 秋の夜長、夜な夜な絵本について話をしましょう。 【授業の流れ】 18:20 受付開始 18:30 授業開始 ・絵本について話をしよう! ・道子さんのお話、Q&A 20:20 記念撮影・レポート記入 20:30 授業終了 【持ち物】 ※宿題があります! ・自分のお気に入りの絵本1冊を持参ください。 例えば…「思い出の一冊」や「この本のココの部分が好き!」など。 絵本を選んだ理由を授業内で発表していただきます。 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、 授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。 【当日連絡先】 090-1338-2891(ひろしまジン大学事務局) ※緊急のご連絡の場合のみ、おかけ頂きますようお願いいたします。 (授業コーディネーター 大田 真奈)
<先生>
松本 道子 / えほんてなブル店主
1952年兵庫県生まれ、大阪育ち。1978年から広島暮らし。1984年にえほんてなブルを開店。趣味は日本舞踊、ちなみに夫は長唄。
<教室>
えほんてなブル
住所:広島市中区中町1-26 ヴェル袋町公園2F
えほんてなブルは、1984年、広島ではじめての児童書専門店としてオープンしました。小さなお店ですが絵本から読み物まで定番をきちんとそろえています。赤ちゃんから子どもの心を失わない大人の方に本を選ぶ楽しさを味わっていただける、こどもの本屋です。
カテゴリ:【国語】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :5人
参加対象:絵本が好きな方