極めて楽しむ、目指せビールの達人!
残暑が続きますね。 これではまだまだビール離れできませんね。 普段、何気なく飲んでいるビールですが、実は知れば知るほど実はとても奥が深い飲み物なんですよ~。 今回は、ビール専門Bar「GOLDEN GARDEN」オーナー福本貴志さんと、 広島県で唯一クラフトビール(地ビール)を製造している 呉ビール株式会社の佐々木雅治さんを先生に迎え、 実際にビールをテイスティングしながら、授業を行いました。 お酒が大好きで普段から楽しまれている方、この機会にどんなビールがあるのか勉強したいという方や、なんとビール検定を受ける予定の方など、さまざまな学生さんが参加されていました。 皆さん、「ビールが大好き!」という思いは一緒。 自己紹介をして雰囲気も和やかになったところで、いよいよ授業開始です。 まずはビールと発泡酒、そして第3のビールの違いから。 ビールと発泡酒は、使用原料と麦芽使用率が異なります。 酒税法上、ビールは麦芽を原料の3分の2以上使用し、使用できる副原料(麦芽・麦・ホップ・米・とうもろこし・でんぷんなど)が限定されています。 発泡酒は、麦芽使用率が3分の2未満で、ビールとして使用できない原料を使用したもの。 今、話題の第3のビールといわれる新ジャンルのものは、「その他の醸造酒」もしくは「リキュール」に分類されるもの。麦芽・麦以外を主原料に使ったものは「その他の醸造酒」、従来の発表酒に麦由来のスピリッツや蒸留酒などを加えたものは「リキュール」だそうです。 また、国によってもビールの定義が異なります。例えば、ベルギーではビールとして扱われるものでも、日本の法律では発泡酒として扱われたりします。 それから、ビールのスタイルの話です。 日本で親しまれている大手メーカーのビールのほとんどは、「ピルスナー」というスタイルのビール。 日本地ビール協会ビアスタイルガイドラインによると、なんと85のスタイルに分類されていると言われています。 さらに世界にはさまざまなビールがあります。 使用する酵母や麦芽、ホップの種類・配合する量、発酵温度の違いなどによって、理論的には数え切れない種類のビールを造り出すことができます。 ペールエール、スタウト、ヴァイツェン、アルト…etc 色も異なりますし、味や香り、のど越しも違う。 「ビールは五感で楽しめる飲み物」と福本先生。 実際にさまざまなスタイルのビールを試飲しながら、 皆さん興味深そうに真剣に授業に耳を傾けていらっしゃいました。 「飲むのにおいしい温度ってあるの?」「ビールに旬ってありますか?」 積極的にさまざまな質問をされていました。 全国には約200社、クラフトビールの醸造所がありますが、 広島県で唯一クラフトビールを造っているのが呉ビール株式会社。 「材料の他に愛情こめてつくっとるけんね~」学生さんたちの間で思わず笑みがこぼれます。 ピルスナーの他、ヴァイツェンやアルト、バーレーワイン(イングランド祥のスタイルのビールで、ワインに近い味わい)、そして日本酒の酵母を一部使用した吟醸ビールなど、地元広島のビールを実際に試飲しました。 さぁ、だいぶ飲んだぞ…皆さん顔が真っ赤です。 授業もそろそろ終盤、しかしこれで終わらないのがひろしまジン大学。 今日学んだことをしっかりと振り返りましょう!"抜き打ちテスト"タ〜イム! 「えー!無理無理ー!」なんて声もありましたが(笑)、なんだかんだ言いながらも チームで協力し合いながら回答していきます。 お酒を飲みつつの授業だったのに、正解率が高い!なかなかのデットヒートを繰り広げていました。 全問正解チームには特製Tシャツをプレゼント。 聞いて、飲んで、振り返って…あっという間の2時間半。 残暑厳しいですが、ぐぃっと一杯飲んで日々の疲れをリフレッシュ。 素敵なビアタイム、過ごしていきましょう。
(レポート|ひろしまジン大学サポートスタッフ 尾川由香梨)
------------------------------------------------------------ <授業詳細> 2012年08月18日(土) 12時00分 ~ 14時30分
教室:GOLDEN GARDEN
すっかり夏本番。 毎日毎日暑い日が続きますね。 この季節の楽しみと言えば、 おつかれ一杯! 夏のビールって方も多いでしょう。 今回は猛暑を吹っ飛ばす、夏のお供『ビール』について おいしく、楽しく学びましょう! ところで、みなさんが通常飲んでいる 日本大手メーカーのビールは、 ほとんどが「ピルスナー」と言われる 同じスタイルに属しているってご存じでしたか? ビールの世界も、チーズやワインのように 醸造法や味・香りが違うさまざまなビアスタイルがあるんです! 世界のビールを見てみると、 エール、ダークエール、ヴァイツェン・・・etc なんと、85のスタイルに分類されていると言われているんですよ〜! (日本地ビール協会ビアスタイルガイドラインより) 今回は、その奥深いビールの世界を知ってみよう! ということで、 ------------------------------------------------------ ○ビアスタイル及びビールの造り方(原材料等) ○代表的なスタイルのビールを実際にティスティング ------------------------------------------------------ する授業を開催します! ドイツ・イングランド・ベルギー・アメリカのビール及び 広島県内唯一のクラフトビール(地ビール)を造っている 呉ビールさんも試飲しちゃいます。 9/2には『地ビールフェスタinひろしま』という 全国から26社50種類以上のビールが集まる 広島のビール祭りが開催されます。 website:地ビールフェスタinひろしま>>> この授業で、ビールを学んで参加すると、より楽しめること間違いなし! 色、香り、味、さまざまな個性豊かなビールを知り、 ビールの達人に一歩近づいてみませんか? 【授業の流れ】 11:30 受付開始 12:00 授業開始 ○ビアスタイル及びビールの造り方(原材料等) ○代表的なスタイルのビールを実際にティスティング 14:00 記念撮影・アンケート記入 14:30 授業終了 ※ビール代として、1人1,500円の実費がかかります。 ※ビールを試飲しますので、お車ではお越しにならないようにお願いします。 ※20歳以上の方のみの参加とさせていただきます。 ※お食事は含まれていませんのでご了承ください。 【集合場所】 GOLDEN GARDEN 【持ち物】 ビール代として、1,500円の実費 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。 【交通手段】 ビールのテイスティングをしますので、お車でのご来場はご遠慮ください。 (授業コーディネーター 木村アズミ) ===================================================== ※当授業は無料の学生登録をすることで、どなたでも受講できます。 ご希望の方はお申込画面へお進みください。 ===================================================== 【協賛】 本授業は、呉ビール株式会社様に協賛頂いています。 呉ビール株式会社
<先生>
福本貴志 / GOLDEN GARDEN及びRAKU BEERオーナー/地ビールフェスタinひろしま実行委員長
大学卒業後、人と接する仕事がしたいと飲食業へ。その後、オーストラリアにワーキングホリデーに行き、個性豊かなビールにはまる。広島に戻ってからは、クラフトビール(地ビール)の醸造所で研修を受けたり、各地の醸造所、ビールのイベントを回るなど、ビールの知識をつけ、世界のビールの専門Bar「GOLDEN GARDEN」を新天地のビルの2FにOPEN。その後、三川町に日本のクラフトビールを楽しめるBeer Cafe「RAKU BEER」もOPENした。 2016年には、「GOLDEN GARDEN」をPUB & KITCHENとして、同ビル1Fにリニューアルし、より多くの方にビールやFOODを楽しめる店へと進化させている。 また、今年10回目を迎える「地ビールフェスタinひろしま」という全国のクラフトビールを楽しめるイベントを主催し、日々ビールの楽しさ、奥深さを伝えている。日本地ビール協会認定ビアテイスター。広島在住
<教室>
GOLDEN GARDEN
住所:広島市中区新天地2-12西豊ビル2F (元ヤマダ電機北側 へんくつやさんがあるビルの2F) 広島電鉄「八丁堀」駅下車
広島市中区にある世界のビールをじっくり、ゆっくり味わえるBEER専門BAR。最高のビールを、最高の状態で、最高に美味しく」をコンセプトに、日本のクラフトビール(地ビール)やベルギー、ドイツなど約100種類のビールを取り揃えています。樽生(もちろん世界のビールが楽しめます)をはじめ、随時種類が変わり、広島ではお目にかかりにくいものも登場します! 三川町にある日本のクラフトビールが樽生で楽しめるBEER DINNG CAFE「RAKU BEER(ラクビア)」は姉妹店。また、「地ビールフェスタinひろしま」というイベントも開催し、今年は9/2に開催! Website:GOLDEN GARDEN>>>
カテゴリ:【食】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :15人
参加対象:20歳以上の方ならどなたでも