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​授業レポート

ひろしま国際平和マラソンへGO!~ランニング入門講座~

“苦しいランニング”にサヨナラ! 走ることが楽しくなる方法とは?!

秋の高い空に気持ちのよい風がさわさわ吹く午後、集合場所の中央公園に

色とりどりのユニフォームやジャージを着た学生が集まってきました。

若いカップルもいれば、年配のおじさまなど様々なメンバーです。

まずはウォーミングアップとして、全員で公園を歩きます。

30人近いカラフル集団に、たまたま公園で遊んでいた人たちは興味深々のようです。 一周500mのランニングコースをまわって帰ってくると、グループに分かれて自己紹介。

何年もブランクがある方、初めて走る方…、

「ひろしま国際平和マラソン」にエントリーしている方も多く、 走りたいと思った動機や目標を皆で共有しました。

次に、先生の砂田さんから、楽に走れる身体をつくるための トレーニング方法を教えてもらいます。

ポイントは3つ

・まっすぐ走ること

・体幹を鍛えること

・心拍数の上昇に慣れること

それぞれの能力アップのために先生が用意してくれたのは、 線に合わせてまっすぐに足を運んでいく練習や、腹筋・背筋を鍛える手押し車、 ステップしながらジャンプしてハイタッチ。 2人一組になり、楽しくトレーニングしました。

次にポール先生によるLSDの授業です。

まず「LSDってなに?」とポール先生が説明します。 L:LONG S:SLOW D:DISTANCE これは、長い距離をゆっくり走るという意味。

おしゃべりしながら走れるスピードを保つことで、 程よい心拍数を保ちながら筋力をつけて、 長時間のランニングを可能にする走り方のことです。

次に画用紙に書かれていたのは、 「NO PAIN NO GAIN」 (痛みを伴わなければ、強くなれない) そうだなぁとみんなが思ったその瞬間、その紙をビリリッっと破り捨て、 「一見すると正しそうなこの言葉は忘れてください」という先生の言葉。

みんなの歓声があがります。 早速、そのLSDを試すために、先生が用意したのは 公園を一周する間、おしゃべりするテーマ。 「10秒だまってしまったらダメですよ?」ということで、一周ごとに 「食」「旅行」「部活」「広島弁」「○○の秋」などのテーマで おしゃべりをしながら走りました。 「マラソンは、苦しみながら黙々と走るものだと思ってた」 そんな今までの印象をがらりと変えてくれた「楽しみながら走る」という感覚。 11月3日のひろしま国際平和マラソンへの道しるべを見つけたみなさんの さわやかな笑顔が印象的な授業でした。

(ひろしまジン大学スタッフ 安彦恵里香)

------------------------------------------------------------ <授業詳細>

2011年09月25日(日) 16時00分 ~ 18時30分 教室:広島市中央公園(芝生の広場)

数年前から大ブームとなり、 今では身近なスポーツとして定着したランニング。 いつでもどこでも始めることができ、 世代を問わず楽しめる気軽さが魅力ですよね。 でも、そんな気軽さの反面、 「ランニングを始めたいけど、躊躇してしまう」 「体力に自信がない」 「体育の授業以来、走ってないんだけど」 …と、走ることに対する苦手意識をもつ方も 多いのではないでしょうか。 そこで、今回は市民ランナーとして活躍している、 砂田夏恵さん&ポール・ウォルシュさんを先生に迎えて ランニング入門者向けの授業を実施します。 ランニングを始める&続けるのに必要なのは、 「走る能力・体力」よりも「目標と仲間」! みんなで一緒に練習を楽しめるようプログラムを組んでいるので、 体力に自信のない方もご安心ください。 そして、今回の授業の目標は、11月3日(祝)に開催される 「第31回 ひろしま国際平和マラソン」への出場です。(※1) 広島には特色ある大会が各地で盛んに開催されていますが、 その中でも同大会は、地の利もよく、短距離コースが充実し、 老若男女が楽しめるという、まさにビギナーにぴったりの大会なのです。 みんなで目標を共有することで、 走ることへのモチベーションは必ず高まります。 さあ、一緒にランニングを楽しみましょう! 【授業の流れ】 15:30 受付開始(授業開始の30分前) 16:00 授業開始  ・準備運動  ・チーム対抗!駅伝形式の体幹トレーニング  ・トレーニングについての解説  ・レベル別スローランニング  ・ストレッチ     ※ディビッド先生によるストレッチ講座が追加になりました。【9/6追記】  ・質問タイム 18:15 記念撮影・アンケート記入 18:30 授業終了 ※1  授業のみの参加も可能です。 ※2 授業当日、傷害保険代(リクリエーション保険)として200円を頂きます。 ※3 マラソン大会にエントリーされた方で、 もし授業の抽選に外れた場合、授業にはご参加いただけませんが、 マラソン大会当日、一緒に走ることも可能です。 ※4 小雨決行(悪天候で中止にする場合は当日午前中にメール連絡いたします) 【集合場所】 広島市中央公園 芝生の広場  ※加藤友三郎の銅像&鯉の噴水前 (ひろしまジン大学のバナースタンドが目印) 【持ち物】 ・保険証のコピー(必ず持参をお願いします) ・スポーツに適した動きやすい服装・スニーカー ・着替え(着替える場所は公衆トイレになります) ・飲み物 【入場】 集合場所へは、授業開始時間までに必ず集合して下さい。 当日キャンセルの場合、下記の連絡先にご連絡下さい。 【交通手段】 お車、自転車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい。 (授業コーディネーター 沖田菜津子)

<先生>

砂田夏恵 / 市民ランナー

広島県立広島皆実高等学校陸上部出身。高校卒業後、約10年のブランクを経てトレーニングを再開。徹底的なセルフマネージメントを行い、第29・30回ひろしま国際平和マラソン10㎞優勝のほか、様々な大会で優勝・入賞実績を持つ。2011年にはオリンピック代表選考大会としても知られる大阪国際女子マラソンにも出場するなど、その活躍はめざましい。現在は地元の呉でランニングを振興したいという思いを持ち、誰もが参加しやすいランニングクラブの立ち上げを構想している。広島県呉市在住。

ポール ウォルシュ / 大学講師

1968年イギリス生まれ。九州で3年間生活した後、1996年に広島へ。2000年妻と一緒にGetHiroshima.comというウェブ上情報誌を立ち上げる。大学講師を生業としつつ、インターネットを利用して本物のコミュニティー作りの活動を始める。2004年、広島の観光と経済を後押しするため、広島を訪れる外国人観光客用の地図(Get Hiroshima Map)の発行を開始。山道を走ること、トライアスロン、クラブDJ、歴史通、インターネット・ソーシャルメディア伝道師を含めて様々な趣味をもつ。http://www.gethiroshima.com http://www.littleforeigner.com

ディビッド コーナー / massage therapist /マッサージ・セラピスト

David Koerner is a US trained and certified massage therapist with 9 years of experience in America and Japan. His current practice, based in Saijo, focuses on injury recovery, pain relief, postural rebalancing and self-care. He currently lives in Higashihiroshima with his wonderful wife and son. Please feel free to visit bodyworkbydavidkoerner.com for more information. アメリカでトレーニングを受け、資格を取得したニューロマスキュラー〈神経筋〉・筋膜リリースセラピストで、アメリカと日本で9年間セラピストとして活動しています。怪我のリハビリ、痛みの緩和、姿勢のゆがみ矯正などを中心とした施術やセルフケアの指導を行っています。西条にあるセッションルームのほか、広島でも出張セッションをやっています。妻、息子の家族3人で、東広島市西条に在住。

<教室>

広島市中央公園(芝生の広場)

住所:広島市中区基町15 広島駅前から広島電鉄電車「宮島口」「江波」方面行に乗車し、「紙屋町西」で下車、徒歩5分

広島市のほぼ中央に位置する無料の市民公園。武家屋敷、軍事施設、原爆スラム…と時代の変遷にともなって様々な顔をもち、現在は市民の憩いの場として親しまれている。42ヘクタールの広大な敷地内内には広島城、広島市立中央図書館、ひろしま美術館などを擁し、文化交流の発信地でもある。「日本の歴史公園100選」選定公園。

カテゴリ:【体育】 言 語 : 日本語のみ 定 員 :24人

参加対象:どなたでも

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